2008年7月13日日曜日

28.「1800連発」のピンが傾いている証拠


これは「1800連発」の2本の銃身の写真を並べなおしたものである。左側が奥の銃身で、右側が手前の銃身である。もしピンが傾いていないならば(正しく放射状であるならば)、2枚の写真はそっくりでなければならない。ところがよく見ると、2枚の写真はそっくりではなく、上下が対照になっている。2本の銃身の回転方向はたがいに反対なので、もしピンを回転方向の逆方向に傾けようとするならば、2本の銃身のピンは互いに反対方向に傾くことになる。2枚の写真からピンが傾いていることはほぼ確実である。
前方フックについて同じ作業をすれば、(作業するまでもなく)「1800連発」の前方フックは回転方向の逆方向に傾けてはいないことがわかる。(別の理由で傾けてある。それは前方フックを2列に植えるためか)前方フックはどっちに傾けようと性能に関係ないからである。
この写真の元の画像は製作者に著作権があるが、機構の解析という批評を加えるためにワタクシが引用するのは自由である。

1 件のコメント:

小児「G」 さんのコメント...

このブログの「2.画像をアップロード」の写真をみていただくとわかるように、当方の後方フックは、斜めに傾斜しています。こうしないと輪ゴムがはずれにくいのです。私としては2006年暮には、傾斜した歯をもった後方フック歯車の原型(無発泡ウレタンで作るので)を完成していました。あるサイトの掲示板にその写真を投稿したので、このブログにも再掲しょうと思います。