2010年8月29日日曜日

223.動画を記録



無事帰ってきた。






改良版は、今のフレームをそのまま使うので、試作第一号はバラしてしまう。記念に動画をとる




2発いっぺんに出ちゃった。

2010年8月25日水曜日

222.ソーブレード・シャークフィン練習中

某サイトの記事を参考に作品を作っている。写真に写っているだけしかできていない。


一応10連発できる。


ときどき2発一緒に飛んだりするのは私の作品のせいか、調整がわるいか、この種類のものの根本的な欠陥かのどれかだろう。







北海道へ出張するので週末までは作業できない。


もどってきたら、こいつはやめて、改良型をつくる。


それがこの種類の****の決定版になるだろうが、本家のほうが早いかもしれない。(2010年8月25日)

2010年8月21日土曜日

221.参考文献2 「カラシニコフ自伝」

朝日新書の「カラシニコフ自伝」を****づくりの参考書として読んだ。

AK47は軍の突撃銃の設計コンペで勝利して、量産への道が開けた。

カラシニコフのチームはそれまで短機関銃のコンペで落選し、カービン銃や軽機関銃のコンペでも苦杯をなめていた。かれは落ち込み、博物館入りしてしまった出品作の欠点について深く反省した。そして、機構全体の信頼性が高くなければならないこと、小さな部品は分解掃除中になくすので、禁物であることなどを学んだ。そして現代の歩兵兵器の中で最も重要な突撃銃の設計コンペで、その経験を生かすことができた。

突撃銃のコンペではいきなり優勝者がきまったのではなく、多くの銃の中から、カラシニコフの銃を含む3つの応募作が最終コンペに向けて改良するよう求められた。そして、彼の「人生を変えるようなアイデアを思いついたのは、最終コンペの直前であった」。彼は、予選を通った銃を改良するふりをして、チームの同僚とともに、違う構造の銃を作った。彼の銃はコンペの規定よりも8cm短かった。かれは門前払いを食らうリスクを冒して、短い銃を出品した。コンペの終盤になって、審査員の一人がついにこの事実に気付いた。規定違反だ!懲罰ものだ!しかしそれまでに、カラシニコフの突撃銃は抜群の成績をあげていた。審査員は協議の結果、その短い銃を引き続き審査会に参加させることを決めた。

部品と部品の間に隙間をもたせ、「部品が空中に浮いているように配置する」アイデアが功を奏し、池に銃をいれたり、砂の上を引きずったりする過酷なテスト(泥や砂が銃の中にはいって動作不良の原因になる)にも、もっともすぐれた成績をあげた。このカラシニコフの銃を新しい突撃銃に選ぶことに異論をはさむ委員会のメンバーはいなかった。

最終レースを戦った、カラシニコフ、デメンチエフ、ブールキンのうち、私たちは勝者の名前しかしらない。

カラシニコフは手先の器用な少年だった。しかし銃の試作品を作るには、すぐれた技術や知識が必要で、かれの突撃銃の試作品を作ったり、改良した部品のテストをする間、同僚の技術や知識に依存していた。カラシニコフの設計意図を理解し、協力した、カラシニコフの右腕ともいうべき技術者サーシャ・ザイチェフ、彼がいなかったら、AK47は生まれなかっただろう・・・・・その名前は、この本の中でしか私たちは知ることはなく、いずれ忘れ去られてしまうだろう。

2010年8月15日日曜日

220.カセット拳銃プロジェクト休止


私の部屋にはクーラーがなく、夜になると、作りかけの作品、道具、材料を箱に入れ、冷房のかかった居間の一角に新聞紙を引き、小さな腰かけを作業台にして、工作をしていた。
複数の連発機構をもったハンドガンが一応できたので、仕上げ、塗装はせず、プロジェクトを終了し、工具、材料を引き出しに戻し、できそこないの部品を廃棄した。
カセットをもっとコンパクトにしたり、銃をもっと見栄えのよいものにしたり、他の連発メカに挑戦したりするのは、ひとまずお休み。
写真は廃棄した部品。真中のボールペンから取った部品だけ残しておいた。これをストッパーにしょうと、1,2日格闘していた時期もあった。これを見ると、マガジンのどこに苦労したか、どんな構造か、推定できるでしょう。
映画の撮影終了後、記念撮影するようなもの。さようなら。君たちのことは忘れない!

2010年8月14日土曜日

219.回転翼式でもあり、ステップアップ式でもある


 二つ目のマガジンがほぼ出来上がった。

 厳密には前半部分ができていないが、初代の前半部分を使って、テストはできる。確実に動作する。早く楽になりたいので発表する。

 2週間かかった。

 最初のマガジンは3日でできた。銃本体は10日かかった。第二マガジンだけでその両方にかかったのと同じ時間を消費したわけだ。








 新しいマガジンは最初のもののような回転翼式でなく、ステップアップ式の6連発である。




 以前にこの銃は「回転翼式の8連発である」と記録したが、訂正しなければならない。




 「回転翼式のマガジンもステップアップ式のも撃てる」と。



 マガジンの側板はアルミ製で(苦しまぎれだが),装填時には左右に開けるようになっている。(これも苦し紛れ)

















 少し斜めにしたところ。側板固定用のネオジム磁石がよく見える。

















 











 苦心談 は好きではないが、手前のものは、ステップ後面の後ろ向き傾斜をつけすぎて、失敗したものの残骸である。Hポイント氏の作品のビデオを3日間観察した成果だが、内側のステップが、下方へ復帰せず、あえなく失敗。


 回転軸からの距離を考えてステップの高さを上段に行くほど小さくした力作だったんだが。


 奥のものは上下運動に変えて作り直したもの。これも内側ステップがひっかかって、復帰しなくなったが、これを作ることにより解決策を思いついたので、この部品に多少プラスして完成した。


結果的に6段となり、Hポイント氏のは5段なので、お手本より、1段上を行っていると思う。ヒッヒ。











 



 銃本体も作り直しを余儀なくされた。


ものすごく不細工となり、「美しさ」から言うと、作る値打ちの全くないものである。


 しかし、引き金が重いほかは、問題なく動作するので、デザインを手直しすることは、あとでゆっくりやればよい。


 最近WWWでは、美しいだけで(その美しさは一寸敵わないくらいのものだが)、工夫もしかけもなく、さっぱり面白くない、御殿女中のような、白痴美的ゴ**砲が横行しており、ムカムカしていたが、これでちょっとスッとした。

 この銃はメガハウスのゴム弾ブラスターのニュースを聞いてあわてて作ったものだが、作る過程で、WEBに載った、メガハウスのゴム弾ブラスターの写真は参考になった。

 ガジェット通信 
http://getnews.jp/archives/63194 に載っている写真では、回転翼式の連発銃に短く輪**を装填している。このまま飛ばしても、たいして飛ばないので、装填し終わったら、複数の輪**を一遍に(あるいは1発ずつ)引き伸ばすのに違いない。引き金はリヤフックの真下にあり、銃の先端は画面の左側にあるので、フロントフックの向きへ、「スライド」か何かを「押して」引き伸ばすのだろう。


 最初のマガジンを作るとき、8本の輪**を引き伸ばすと、回転翼式のメカが壊れはしまいかという、一抹の不安があったが、この写真を見てから、その心配はないと、確信がもてた。この点、ワタクシは追随者であって、先駆者(メガハウスの開発者)に感謝しなければならない。


 輪ゴムを「銃の中で引き伸ばす」方式は故HODOSUGI鉄工所が繰り返し試み、銀狐工房が過去に成果をあげたもので、これらの人たちのアイデアは、ワタクシが無意識にパクっていると思う。マガジンを「銃身の上方から入れ」、「後方に引く」のは、銀狐工房の真似でやんす。


 銃の中で輪**を引き伸ばすのは、マガジンを小さくして携行し易くするためである。マガジンがでかいと、銃そのものをとっかえているだけだ、ということがばれてしまう。メガハウスの開発者にはそのことをいいたい。


 メガハウスでは来年早々、「10連発」の連発ユニットを発売する予定らしい。10連発できる連発機構はあまりない。それはHポイントの初心者むけのソーブレード・シャークフィン方式の銃のコピーと思う。

2010年8月8日日曜日

218.2つ目のマガジンを製作中


たったひとつのマガジンしか使えないのでは、マガジン交換式とは言えないので、2個目のマガジンを製作中。日曜出勤したので、今日中にはできない。
ストッパーレバーを誤って押さないための安全装置については、スライド後端の窓を小さくすれば、スライドを押しこんだ状態ではストッパーを解除できないように簡単にできることに気付いた。
しかしストッパーを解除したいとき、スライドをすこし引いた状態でレバーを操作するのは、カッコ悪く、スライドを押しこんだままで、撃鉄の操作に似せて、レバーを操作するほうがカッコイイので、安全装置は見送り。

2010年8月1日日曜日

217.マガジン、ローダー、銃そのもの2

マガジンが分かれる写真を追加。














マガジン前半部分はわらじ履きのような簡素さ。











マガジンだけでは連発しないので、連発機能のテスト用に作った銃身。










結局回転翼式の連発機構にいちばん苦労した。
ストッパー(マガジンを固定するフック)ははじめて作ったが簡単である。確実に動作する。

ときどき、このピストルをおもちゃにしていて(おもちゃだが)、引き金をひくつもりで、親指でストッパーを解除してしまうことがある。するとマガジン後半部がものすごい勢いで前進し、マガジンが銃から飛び出す。(そのときは、まだ両脇のストッパーがなかった。)壊れたか?と思ったが、まだ生きている。両脇のストッパーをつけたので、今度、このミスをすると、前部ストッパーか、コネクティング・ロッドの先端をきずつけるだろう。

 ストッパーの解除機能は空のマガジンを銃から取り出すために必要である。私はだいぶ慣れたので、マガジンを取り外したいと思ったとき、自然にストッパー・レバーに指が行くようになった。それにつれて、ストッパー・レバーを誤って押すことは今のところなくなっている。

安全装置をつけるとすれば、引き金でなく、ストッパー・レバーに付けたい。