2009年6月17日水曜日

128.米国特許探訪6 回転翼式2


回転翼を1歯ずつ送るのはエスケープメント機構によるしかなく、そのもっとも単純なものは引き金部品の反対側(回転翼側)にシアーを2つ作ることである。
しかし別のアレンジでも有効で、図のように引き金に連動して動くレバー(リンク)が歯車をストップさせるのでもよい。赤に塗った部分が歯車の前転にストップをかけているが、引き金をひくと、これがはずれる。するとレバーが後退し、その先端部分(青色)が歯車にストップをかける。歯車が1歯送られてストップすることになる。
このようにしたほうがセミオート、フルオートの切り替えには便利である。NG協会では老ボーイ氏がこのような「エスケープメント機構のアレンジ」が得意であった。

0 件のコメント: