2009年6月13日土曜日

125.米国特許探訪4 ソーブレード&シャークフィン



前後方向にリヤフックがならんで、三角形のリリーサーが前から輪ゴムをはずしていくのが、ソーブレード&シャークフィンである、

 アメリカの特許では1932年に図のように銃の上面にギザギザがあり、それを円盤が前からはずしていく特許がある。英語を読んでも、この点がよくわからないが、図から判断すると、ギザギザは左右2枚あり、その間に円盤があって、「中から」はずしていく式らしい。

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1949年の特許では1発ずつ発射できるように複数の引き金(穴)をもうけているものがある。


平面図を見るとギザギザが左右2枚あり、レリーサーがその間にある「内側からはずす」方式であることが確認できる。






1950年には、ギザギザが1枚で、レリーサーが「外から」はずす方式のものが特許になっている。

これらはみな。Hポイント氏発明のラチェット機構をもっていない。これらの特許を見ると、「引き金の引き加減で連発させるなんてカッコ悪い」と思うが、そこで馬鹿にせず、これらを改良して、引き金を1回ひくと確実に1発発射する機構を考えると・・・・そしてラチェット機構を組み込むことなどを思いつくと、世界的な発明がうまれる。
ソーブレード&シャークフィンも、おそれいってしまわず、どこか改良すべきところがないか考え、できたらちょっと改良をくわえたらいいのだ。いいものができたら、そっちが主流になり、本家はプロトタイプということになるかもしれない。

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