
また「カートリッジがリヤフックを兼ねる」ようにできている。
図のDを見るとわかるようにカートリッジは外筒と内筒とリムの三層構造になっていて、とても精密なつくりになっている。(ちょっと真似できん)
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上の図のAのカートリッジの底部のプラスねじの部分を撃針がたたく(押す)と発射する。リムの中央を押すと、リムに対して(同時に外筒に対して)内筒が前進し、内筒についたリヤフックも前進し、輪ゴムがはずれるようになっている。

昔持っていたモデルガン(レボルバー)のカートリッジだけがのこっている。このカートリッジの中には螺旋のバネ(coil spring・・・昔、英会話を習っていたとき、中華料理の春巻きのことを、spring coil と言った奴がいて、外人の先生がreally?と驚いていた。そら驚くよ。spring roll というべきか。)が入っていて、先端から棒をいれて押し込むとバネが押し込まれたままになる。ある程度ばねを押し込むとストッパーがかかるようにできている。そして弾丸(つづみ弾です)をカートリッジ先端に押し込んだあと、カートリッジの底部の真ん中を押すと、ストッパーが外れて、発射する仕組みになっている。
輪ゴム散弾銃の作者は、小さなカートリッジで弾丸が供給され、輪ゴムは銃の中で引き伸ばされる方式のものをつくりたかったのだが、その途中で、昔のプラモデルの教養をいかして、底部の中央を押さえると発射する仕組みにしたのではないか。
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