2008年8月13日水曜日

49.連発銃の分類8 水平面上配列方式




米国市販品でもっと昔から売られている回転式の輪ゴム機関銃(いわゆるガトリング式)について考えよう。この市販品は2008年現在は下記のアドレスで確認できる。http://www.productdose.com/article.php?article_id=5480

これは銃の後端に歯車をつけ、歯車が前に転がるような動きをすると発射されるようになっている、いわゆる「ガンギ車方式」「エスケープメント方式」の連発銃を円筒表面に12本、束ねるように並べたものである。

歯車式は「前後方向配列」と同じに考えるから、前後方向配列を円筒の表面にはりつけたものとかんがえよう。

すると後端点は円筒表面上に配列され、「後面配列式」同様、1本の線上にはなく、平面上に配列された複雑な方式であることがわかる。この方式を「水平面上配列方式」とする。
xy平面を円筒状にまるめたものの上に後端点を配列したものと考えるわけである。
もっとも、xz平面を丸めたとも考えられるのであまり論理的でない命名である。「x軸を含む平面上に後端点が2次元的に配列されたもの」と定義すれば両方の考え方を包含する。
(2008年9月7日追記 この方式の命名はあまり論理的でないという記述は誤りで、水平面上配列と考えて全くさしつかえない。この点については後述する。改変の日を記録するため、同じ文章を自分でコメントする。)

1 件のコメント:

小児「G」 さんのコメント...

(2008年9月7日追記 この方式の命名はあまり論理的でないという記述は誤りで、水平面上配列と考えて全くさしつかえない。この点については後述する。もっとも命名は多少かわった。改変の日を記録するため、自分でコメントする。)