当然、RBGユニットを水平に並べて連発させることも考えられる。
図で赤い糸を上方に引き上げると、銃の後ろから見て、右の方から順に発射される。糸の代わりに、レリーサーとしてフックを使い、フックに向けて、板を動かしてもよい。(ワタクシの分類では糸、フックなどのはずす形式、レリーサーの形式は問題にしない。また板を固定して、糸を動かそうが、フックを固定して板をフックに向けて動かそうが、区別せず同じ分類としやす。)
後端点の配列は左右方向となるので、この方式を「左右方向配列」と呼ぼう。
このRBGユニットを乗せた板(黄色)を円筒にすると、円筒を回転させて、決まった位置にRBGユニットがくると弾丸が発射されるようにすることができる。この場合、後端点は円周上に配列されるが、これも「左右方向配列」の1種と考える。
したがって、「しんど」氏のブラックシリンダーとサード下請け作業所のクリップを用いた初期のマシンガンは同じ形式である。
ところで大事なことは、アメリカで市販されている、このブログで(第41項)特許を紹介した糸を使った回転式マシンガンはこの分類にははいらない。これはRBGユニットの「上下方向配列」の連発銃を円筒上にはりつけたとも考えられるもので、一段段階の進んだ複雑なものである。
このマシンガンの方式について2008年9月7日自分でコメントすることにより、記述を変更した。
1 件のコメント:
2008年9月7日の時点での理論では、ミニガトリングは上下方向配列の連発銃を円筒表面に貼り付けたのではなく、左右方向配列の連発銃をシート状にして巻物のように巻いたものと解釈したほうがよい。
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