回転銃身の後ろの端に溝にはまりこんだようなリヤフックが8個。
リヤフックは輪ゴムを装填したときには、その先端が回転銃身の表面に出ているが(青色)、輪ゴムの弾丸が発射されてしまうと、先端が溝の中に埋没してしまう(マゼンダ)ように作られている。
引き金を引くと、リンク機構により、リヤフックの後ろにあるレバーが前方に倒れ、強制的にリヤフックを前屈させ、輪ゴムを発射させる。
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回転銃身のシャフトは太く、それにゴムバンドが巻きついている。装填の際、銃身にこのゴムバンドを巻きつかせるように回転させながら装填する。このゴムバンドがほどけようとするため、回転銃身は後ろから見て時計回りに回転しょうとする。
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Fig.6AからFig.6Cまでは、発射と回転のメカニズムを説明する。
(1)Fig.6A。輪ゴムが装填され、リヤフックの先端は回転銃身の表面に出ている。
(2)Fig.6B。リヤフックの後ろのレバーが、引き金に連動して前方へ倒れ、輪ゴムは発射され、リヤフックの先端は溝の中へ沈み込んでいる。レバーが前へ倒れたため、レバーの後ろの支柱との間に隙間ができている。リヤフックは直角三角形をしているが、レバーに押されて前屈している。
(3)Fig.6C。レバーが再び後退してもリヤフックは前屈したままである。そのため、リヤフックの後ろの端がレバー前面の突起からはずれて、回転銃身は後ろからみて、時計回りに回転する。→(1)から繰り返し。
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