順序が逆になってしまった。レボルバータイプのゴム鉄*の特許はまだあった。
左の図は1972年出願のもの。
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リヤフックはシリンダーの後面に車軸状(放射状)に配列している。8個ある。リヤフックの後面には溝があり、その溝に鉛筆などの先端をはめ込んで上方にスライドさせると、リヤフックに引っ掛けられた輪ゴムが発射するようになっている。
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引き金に連動して上下にスライドするレバーがあり、レバーの先端が輪ゴムをレリーズさせる
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レバーだけ取り出した図がEig.3である。
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先端のピン(30、青色)が輪ゴムをはずす。
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このレバーは下のほうに台形の爪(31、マゼンダ)を持っていることに注意。
Fig.6からFig.9までの図はレバーの上下により、輪ゴムが発射され、シリンダーが回転するサイクルを図示したものである。
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(1)Fig.6ではレバーはさがっっており、レバー先端のピン30(青色)はリヤフックの溝の下端にある。
(2)Fig.7。レバーは上昇し、ピン30(青色)は輪ゴムをはねて、発射させる。
(3)Fig.8。レバーはさらに上昇し、レバー下部にある爪31が、その上面(斜面)でもって、リヤフック群のうち、6時の位置にあるものを横方向に押して、シリンダーを回転させる。
(4)Fig.9。シリンダーが回転したあと、レバーは下降に転じ、ピン30はシリンダー後面の形状により、シリンダーをさらに回転させ、次のリヤフックの真下まで下降する。→(1)から繰り返し。
素晴らしいが、シリンダー後面の加工が、精度を要し、難しそうだ。
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