2009年9月17日木曜日

150.「片がけ」の効果



Youtubeで Lego gun Stretching one side of a rubber band in the launcher increases speed and distance という題のムービーがある。http://www.youtube.com/watch?v=EAJ3rBTuUbk
これはNG協会のHPにある「片がけ」のことである。考案者はHなんとかというひとだが、正確な名は忘れた。 スピードの測定はこのムービーにまかせて、飛距離を測定した。ゴムの伸長距離は25cmである。片がけの効果にびっくりした。また、改めて強調しておくが、輪ゴムの飛距離は伸びるがばらつきも大きくなる傾向にある。
                                                    
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ところで、このムービーは外光のもとで、カーテンに向かって、輪ゴムを発射し、それをデジタルムービーで撮影して、カーテンにあたるまでのコマ数を数え、30フレーム/秒という条件から、カーテンに達するまでの時間{ひいてはスピード}をもとめているのであるが、私の疑問はこの速度にどれだけのばらつきがあったのかということである。片がけしてものすごく飛ぶこともあれば、それほどでもないときがある。今のは失敗としてデータから除きたいと思うときもある位だ。普通に掛けて飛ばしても、よく飛ぶときとそうでないときがある。だからいつも片がけが普通のかけ方の1.5倍なのか、その数字は何回の測定の平均値なのかを明示すべきだと思う。ワタクシの実験は平凡なものであるが、飛距離のばらつきを示したところに多少の新味があろう。遠くまで飛ぶためにはスピードが必要である、と考えられる。したがって飛距離とスピードは相関すると考えられる。飛距離がばらつくということは、スピードもばらついている可能性が高い。輪ゴムのスピードは正確に測定することは難しく、ムービーの作者はスマートな方法を考案したとして、賞賛さるべきである。しかしわたくしとしては、その測定値には統計学的処理が必要と思う。)

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