2009年9月7日月曜日

145.どこまで塗るか

サーフェイサーはわずかな段差でも明らかにするので、塗ってしまってから下地処理の不備に気づくこともある。完成が近いので、多少手をぬいているのだろう。

右の方はアルミとABS樹脂の境がわかってしまう。ヤスリ、サンドペーパーのかけ直しが必要だ。

左のほうも断面があまりきれいでない。ABS樹脂はヤスリがけすると繊維状のバリができ、鋭利なカッターナイフでこそいだり、クラフトはさみで切ったりして仕上げないとチリチリが残る。

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これくらいなら、出来のよいほう。












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 裏は塗装する必要がないのに、部品をはずしたので塗ってしまう。非常に汚く、これはこのままでは済まない気がする。
 塗装もけっこう大変。ぼつぼつやらないと息切れする。  






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NG協会の収納庫の新しい作品を見ていて、いろいろ気づいた。

(1)これはソーブレードが2枚、シャークフィンが1枚の「内側からはずす」式の連発銃である。したがってオッドクラフトのサイトに作り方が載っているものの丸写しとは違う(勿論参考にはしているだろうが)。つまり多少骨のある作り手である。
(2)引き金からラチェットまでが短く、銃身の下方にラチェットが不細工に露出してはいない。(どうやっててラチェットの爪を引っ込めるのかよくわからないが)
(3)全弾発射するとシャークフィンを乗せたロッドは銃身の後部より後ろに多少突出する、だから銃後方のガードの存在意義はある。(つっこむのはやめておく)
(2)の特徴のために、外観がリアルなモデルができる。これがこの作品のいちばんの長所である。だから最初の作品が良くて、最近緊張がとれて変なほうへ行ってるようなのが惜しい。(ソーブレード&シャークフィン方式の作品はこの作者としては、はじめてだった。以前のリアルな外観のものは、回転翼式だった。だから「最初のリアルな外観のものが良くて」というのは、まちがいです。ワタクシなら、まずオッドクラフトのサイトにある初心者用モデルを作ってみてから、応用にかかるところだが、この人はいきなり応用からスタートしている。腕に自信があり、かつ創作意欲の高いひとらしい。)(「電脳おんちゃん」の新作は仕上げがきれいなので、びっくりした。またMODELAを使ってんじゃないの、と邪推したくなる。もしMODELAを使っているとトリガーガードの形が1号機と2号機でまったく同じはずだ。またそのコンピュータ・データは円や直線の組み合わせの方が簡単だ。だから冷たい印象になると思うがどうだろう。この人の電脳はすぐオーバーヒートするので、長時間の糸鋸作業に耐えられないト思フ。)

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