2009年9月16日水曜日

149.輪ゴムの飛距離


輪ゴムを引き伸ばした長さと飛距離との関係を調べてみた。このテーマはNG協会のワルサ社長が提唱したものだが、協会の会員にはこういう緻密な仕事はむりだし、ワ社長はアジるしか能のない人なので、なかなか結果はでないでしょう。
左の写真はスリッパ入れに簡易万力をとりつけ、曲尺をとりつけたところ。床からの距離は83cmでした。

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輪ゴムの飛距離をいちいち測定するのはめんどくせーので、11発とばして、中央値(median)で代表することにした。
輪ゴムが床に落ちたとき、とんでもないところまで転がっていくことがあるので、こういうのは例外としてのぞかなければならない。前後の端から取り除いて、最後に残ったのが中央値=メディアンである。こうするとひとつだけ計測するだけでよい。
しかしそれでは個々の輪ゴムの飛距離のばらつきがわからなくなる。それで先頭と最後尾との距離をはかることにした。結果をみるといろいろ面白いことがわかる。
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(1)15cmよりも20cm、20cmよりも25cmのほうが平均して遠くまでとぶ。
(2)しかし個々の輪ゴムのばらつきが大きいので、25cmの輪ゴムの最後尾は15cmの先頭よりも後ろになる。(だから「gum stretch が短いと飛距離も短い」という実感はなかなか湧かないだろう。) 25cmと20cmの差よりも、25cm同士のばらつきの方が大きい。
(3)輪ゴムをひきのばすほど飛距離のばらつきは大きくなる。(仮説)
(4)あるとき先頭になった輪ゴムがいつもよく飛ぶとはかぎらない。
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けっこうおもしろい結果がでた。(3)についてはもっとくわしくしらべないと、結論が覆る可能性もある。
(4)については表からだけではわからない。25cmひきのばし群の先頭の輪ゴムと最後尾の輪ゴムにマジックインキでマークして15cm引き伸ばして飛ばした。すると両方とも中央値ちかくに落ちた。そのたった一回の観測に基づく推測である。
こういうことを書くと、パクリ専門の犯多会長やHポイントがかぎつけて、あたかも自分の発見のように受け売りをするかもしれない、と想像するとうんざりする。このサイトはステルス機のようにgoogle のレーダーに捕捉されないようにしているが、油断はできない。悪は千里を走ると言われているから。



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