2009年1月20日火曜日

76.「1800連発」再訪




NG協会のガンロッカーにある1800連発のマシンガンのフロントフックは1本のピンを前方に傾けて植えてあるだけだ。
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このピンは木の采の上に植えてある。左右2本並べて。この2本のピンの間隔は狭い場合と広い場合があり、それらが交互に繰り返している。おそらく前後のフロントフックが輪ゴムに干渉しないようにしているのだろう。

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輪ゴムが発射されるとき、フロントフックのまわりに物があると、どの程度干渉するものだろうか。以前にフロントフックの左右に空き箱をおいて撃ってみたことがある。2cm以内だと空き箱に触れると記憶しているが、もう一度やってみよう。

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それから、フロントフックの背面は輪ゴムの飛ぶ方向に影響を与える。フロントフックの前面はどのような角度であろうと、ゴムの飛ぶ角度に影響を与えない(当然)のと対照的である。

第21項に写真のある私の古い銃身筒の場合、明らかに斜め上に飛んだ。フロントフックの背面が、ゴムのストレッチの方向に対して角度を持っていたせいと思う。輪ゴムの後半がフロントフックの背面に衝突してホップすると推察される。

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図のような構造のものがあった場合、輪ゴムの飛ぶ方向が、だいたい想像できる。

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フロントフックが1本のピンの場合、その背面の角度は、前面の角度と等しく、かなり大きい。輪ゴムの方向に影響を与えるところ大だろう。
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フロントフックが三角形をしている場合、その背面と銃身の上面との角度は、限りなく小さいほうが望ましい。銃身の前面にピンを水平方向に植えたものをよく見るが、そのような考え方によるものだろう。(私自身は、この形のフロントフックは嫌いである。ゴムをかけるとき、間違って指を突くような感じを与える。)
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いわゆる「1800連発」は、その発射メカニズムが独創的なので、だれもその悪口をいわないが、欠点もあるということだ。

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