2010年6月18日金曜日

205.作る値打ちがない


サーフェイサーを吹くと、プラスチックと木の境がわかりづらい程度になる。文字の溝が埋まるのがいやで、字だけカバーしておいた。
この方法の評価は下塗りの段階ではここまでしかできない。あとは仕上げ塗りまでわからない。
世界初の試みとしては、この程度の出来で十分。
「なまえキーホルダー」という製品のカタログをみると、プラスチック・シート(0.2mm厚)は、オーブントースターで焼くと、面積が6分の1になるらしい。6の平方根は2.45だから、長さは2.45分の1になる。そして厚みは6倍になる。ワタシの場合、0.2mmのプラ板を使い、厚みは1.2mm程度になった。
他の厚みのプラバンで十分な効果が得られるかどうかはためしていない。0.1mm厚のプラバンでは文字の切り出しは0.2mmの場合よりも容易であると思われる。0.1mmのもので縮小率がいくらになるかは知らない。
縮み方にはむらがあり、Lの字の曲がる角度が90度でないようなことがおこる。焼く練習を重ねたり、あるいははじめから複数の板を焼いて、いちばんよいものを選んだりして、満足な焼き上がりのものが手に入るかどうかは、ためしていない。
1.2mm厚の板ができあがったら、1.2mm厚のプラバンで「額縁」をつくり、「文字板」と「額縁」を同じ板の上に張り付けるようにすれば、木を削って溝を作る手間が省けるだろう。

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