2008年9月7日日曜日

53.連発銃の分類11 銃の姿勢は方式に影響せず


今、RBGユニットが垂直方向に5個配列された連発銃を左へ90度回転させたとする。図のごとく、ものさしに輪ゴムを5発かけたものをヨコに倒したような状態である。
もとの連発銃は後端点が上下方向に配列しているので「上下配列方式」である。これを横に倒した銃をこしらえても、その機構は本質的に同じものであるから、「上下配列方式」と呼ぶべきである。しかるにこの「横倒れ銃」は後端点が水平に配列しているのである。これは矛盾ではないか。
この疑問は「RBGユニットの輪ゴム面はつねに水平面である」という定義によって、氷解する。
即ち「横倒れ銃」に含まれるRBGユニットは、輪ゴム面が水平面であるような状態に戻して考えなければならない。「横倒れ銃」は90度右に回転させ、輪ゴム面が水平面となり、かつ輪ゴムがZ軸の正の方向、即ち上方へはずれるような位置に「姿勢をもどして」あるいは「体位変換」して考えなければならない。今、「横倒れ銃」を90度右回転させると元の銃となり、これは後端点が上下に配列しており、めでたく「上下配列方式」と分類される。

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