2009年2月8日日曜日

85.熟練効果(側板成形中)


塩ビの樋から切り出した部品にバルサを貼り付けて。簡単にサフを吹いたところ。
断面を見ると、写真で上に写っている方が隙間が少なく、丈夫に接着されている。下の方はパテによる穴埋めが必要だ。溝を消すためにに作ったバルサ部品の断面の形状が違うのである。
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実は下の方を先に作った。おなじ物を2つ作ると後で作った方がどうしても早くきれいにできる。最初の方が慎重に時間をかけて作っているにもかかわらず、出来が劣るのが普通である。
意識するしないにかかわらず、作るポイントが解ってくるのだろう。
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それでは、おなじ物を6つ作るとどうなるか。1つ目より2つ目、3つ目はよく出来るが、油断して4つ目か5つ目にあわや失敗というようなものができる。それを何とか誤魔化して修正して使い、6つ目は慎重になってきれいなものを作り、持ち直す。並べてみて、出来損ないが我慢できずに7つ目を作って、いちばん悪いのを捨てることもある。

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