2010年5月21日金曜日

189.米国製「精密」ゴ**砲


googleの画像検索でオークションに出たゴム*砲を見つけた。このおもちゃはすぐ売れてしまったのか、出品者が売れないのに業を煮やしてとりさげてしまったのか、元のオークションサイトでは見られない。




precisionというのは精密という意味なのだが、どこが精密なのだろう。大きなトタン板をプレスしたあと、左右をボルトで止めたモナカ構造。


米国市販品はほとんど特許に基づいている。「こんなしょうもない物」と思っても、そのアイデアはちゃんと特許で守られていることが多い。

そこで写真をもとに、元の特許を探してみた。この写真および次の取説をみると。5つのリヤフックが前後方向に並んだ「前後方向連発」方式らしい。スコープが標準で付属している。(精密射撃用か)


この取説の写真をクリックして細部をみられたし。銃の右側面にBOLTを操作するレバーが突出しているのがわかる。上の写真でもわかる。
 そうすると1975年のアメリカの特許に5つのリヤフックが前後方向にならび、右側面にBOLTを持ったものがみつかった。前後方向連発の特許は多く、16件を数えるが、BOLTをもつものはこれしかない。スコープはないが、簡単な照準器がついている。
 
 この特許の題はrepaeting self projecting band type apparatus (連発式自己飛翔式ゴム紐装置)である。
 この連発銃は引き金32をひくとリヤフック群40-44の前屈を妨げているプレート62が引き金のストローク分だけ後退し、リヤフックの最前列のもの40が前屈して、1発発射するようになっている。
引き金はわずかに回転運動をしたあと
後退するようになっている。それによって引き金とプレート62との接続が切れたりつながったりする。一種のラチェットの働きをする。ボルト(のレバー)は打ち終わると、引くのでなく、押す。押してプレート62を前に復帰させてから装填する。
リヤフックは軸46のまわりに回転するようになっている。ソーブレード&シャークフィンのときのように動かないリヤフックでなく可動性の複雑なリヤフックである。
このTOY GUNのボルト操作レバーは右につけるより
左に付ける方が便利と思うが、実銃ではふつう右にあるのかしら。
また5連発でなくとも6連発でもいいように思うが、律儀に特許書類のとおりにしている。以前に紹介した上下方向連発の市販品(第168項)が特許書類通りかたくなに(?)4連発をまもっており、ステップの傾斜も変更しなかったのと似ている。

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