2010年7月17日土曜日

213.New releaser と工作のこだわり

ほぼ出来上がったレリーサーを見ると、われながらここまで複雑なものを作る必要があったのか、と反省される。
もっと簡単にもできそうだ。
でも、なぜ、こんなものができたか、考えるのも面白い。
 こういうものができたのは、つぎのことにこだわった結果と思う。
(1)レリーサーのツメが、本体から分離せず、つねにくっついていること
(2)Swing out  というアイデアをいかすこと。
(3)左右の移動距離を小さくする。
(4)ツメを取り付ける基板の厚みを3mmにすること。
Swing out 方式で失敗したので、それを挽回しょうとして、こだわったのダス。

swing outとはこういうこと。














この状態で任意の位置まで移動させる。
このレリーサーは自分はレールをくわえて前後に動き、ツメを左右に移動させる機構を有するが、左右方向移動用のレールは上面と下面のふたつあり、無駄である。
左右の移動距離を多少長くしてもよいのなら、もっと簡単にできる。(第199項の最初のアイデア)
極端にいえば、ツメに紐をつけて本体とはつながるようにして、ツメを左に抜いて、どこかに引っ掛けておくという、飾らない、「下駄履きスタイル」も可能。
(爪を左にスライドさせて抜き取り、磁石で、銃のどこかにくっつけておくということは、ワタシの好みでない。爪が抜き取れるということは撃針が抜き取れるようなものであり、そういうことをすると必ず紛失する。撃針を紛失する可能性があるということは、致命的な欠陥デアル。)


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