2009年4月4日土曜日

97.ニッポンのガトリング




これはニッポンの子供が扱っている、回転翼式連発銃を束にしたマシンガン。


2年ほど前からYouTubeにアップロードされている。HIGOSUGI鉄工所製のガトリングとおなじようなもの。



やたらと丈夫につくってある。子供に使わせるところをみると故障も少ないらしい。


        ・・・・・・・・・・
そして、これは最近発表されたもの。

太い紐を使った糸巻き式。へんちくりん工房の製作になるもの。



大体、多い方式は、回転翼式と糸巻き式といえそうだ。

糸巻き式に板の後ろの縁に引っ掛けるのと、ピンを使うのとがあって、板のほうが外れやすい。はずれるのを確実にするために「断然マスター」氏のごとく、板を回転方向とは逆に傾ける方式をとる作者もある。ワルサ社長の作品のように板をかたむけないでも動作する場合もある。糸をひく方向がうしろの場合、傾けなくともよいのかも。

この「傾ける方式」はピンの場合も有効である。ピンの場合後ろの方向へ巻き取っただけではダメで、ピンを傾けないとひっかかるようだ。(北の「ぱくるど」氏のばあいなど)。傾けるのはHポイントのどっとでるが代表(「ぱくるど」氏のパクリなんだけど)。へんちくりんさんの発見のようにもうひとつ有効な方法は、ピンの直径を太くすることのようだ。最後の作品はピンを太くすることの効果を実証したことで価値がある。
  ・・・・・・・
糸巻き式の場合、ゴムが発射せず、ひっかかってしまうことがある。その対策として、(1)リアフックをピンにせず、板の後縁にひっかける、(2)糸を後ろ方向にひく(ピンの直前で糸がゴムをはねあげるようにする、この意味ではサイドワインダーは疑問)、(3)ピンを回転方向と逆に傾ける、(4)ピンを太くする(板を厚くする)、(5)ピン1本にゴム1本しかかけない、などが今のところ考えられる。「糸を太くする」というのは効果はないかね。
ニッポンの作品でひとつ忘れていたので、4月9日追加する。これは高校生か、大学生の作品。工作は達者。手回しの糸巻きガトリング。サイドワインダーかどうか、動画からはわからない。
 ・・・・・・・
子供がつくるんだから、もはやむずかしいことじゃないです、マシンガンも。アメリカでは2年前にe-Bayで子供(?)が小遣い稼ぎに売っていた。

0 件のコメント: