2007年11月24日土曜日

9.アイデア登録銀行

アイデアが浮かんだときにノートに書き付けておけばいいのですが、もっと確実で、日時を保証してくれる仕組みはないでしょうか。「あとからノートをでっちあげたのでないか」と言われないために。

だいたいアイデアというものは、将来役に立つかどうかわからないもので、片っ端から記録するとしても、結局ものになるのは、そのうちのごく一部でしょう。ですから、このblogサイトのように、ネットにいちいち発表しておくという方法は、ほんとうは、まずい。片っ端から、パクられてしまうかもしれません。本当の価値あるアイデアはヒミツにしておきたいですね。

「アイデア貸し金庫」というのはどうでしょう。WEB上の貸し金庫に、アイデアをファイルにしたものを入れておくと、登録日と登録番号を振って保管してくれ、アイデアの優先権を争うような場面になると、日時を証言してくれる、というビジネスです。

いったんアイデアを登録すると、本人でも、あとからは絶対に編集できないようにしておかなければなりません。本人は、閲覧はできる。また、ぜったいに金庫はハッカーにあわないようにしなければなりません。アイデアを書いた紙を市中銀行の貸し金庫にしまうのとでは、日付がつくという点がちがいます。

ただ、アイデア登録銀行職員がアイデアを横流しするかも。

あるいは「絶対時計」というのを売り出します。この時計は刻々人工衛星からの信号を受けて年月日、時刻を表示するので、時刻の変更の方法がない。これとアイデアを書いた紙を一緒に動画で撮影する、というのはどうでしょう。この時計からコードがのびていて、動画をとるとき、暗号を音声部分に記録できる。暗号は時計の個体ごとに違う。この時計を偽造しても、音声に記録する暗号がないと、画面の一部に表示される動画パターンと一致しない。

季節の植物というのは、一種の絶対時計です。

あるいは「絶対時刻デジカメ」というのを作ります。このデジカメは人工衛星からの時刻を写真ファイルに記録します。あるいは、注文を受けると工場出荷時に時刻を合わせて、時刻設定ボタンをつぶしてしまうので、時刻の設定が変更できません。

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