2013年4月14日日曜日

268.Auto-reset target 2 (オートリセット・ターゲット2)

 第265項で開発中だったオートマチック・ターゲットは、思ったより難しくて、休止状態。
プロトタイプ2号は写真のごとし。

日本での商品名はオートマチックターゲットになっているが、auto-reset target または auto-reset target propper (自動復帰標的支持台)というほうが正確らしい。

木製の台になったので、見た目はましになった。
この機械がむずかしいのは、標的を立てても、はねかえってきて、また倒れてしまうからである。(もっと本質的なことは、輪ゴムの弾丸の運動エネルギーが余りにも小さいことである。輪ゴムの弾丸があまりにも非力なため、ターゲットを重くすることができない。そのため、起き上がってきた標的が、はねかえって倒れてしまうのだ。エアソフトガンの場合なら標的を重くできるのでもっと簡単である。)

coffin bank コフィン・バンクなどだととっくに成功しているところなのは、コインを箱の中にさらいこむ のは、エントロピーを増大させるので簡単なのだと思う。倒れた標的を立てるのは、失った位置エネルギーを回復させるので難しい。

標的が前方へ倒れているのは、後ろへはねかえりにくししているのである。また、円盤が何枚も重ねてあるのは、安定させるためにだんだん重さをふやしたためである。


動画はこちら。


このしかけはモーター、ギヤボックス、電池、それと自作の円盤スイッチだけで、電子回路は使っていない。この円盤スイッチは昔の子供の科学の工作記事「キャラメル自動販売機」に書かれていたもの。
反対側からみると、円盤スイッチの表面の真鍮板と、これに接触する板ばね接点(二つ)が見える。真鍮板の外縁の黄色い反射を追っていくと、右の方で、真鍮板が欠けているのがわかる。(判りにくいが)。この写真の状態は右の接点が切り欠き部分に入って、接触が切れている(円盤スイッチが切れている)状態である。

この円盤スイッチを使うと、電子回路によらずに、遅延装置が可能になる。しかし円盤スイッチの工作はなかなか微妙だった。もし切り欠き部分が小さいと、モーターの惰性で円盤が回ってしまい、接点は切り欠き部分を通過してしまい、モーターは止まることなく、周り続ける。もし切り欠き部分が広すぎると、ターゲットを立てる「手」が十分離れることができず、次にターゲットが倒れたときに、ターゲットに干渉し、ターゲットが十分倒れず、モーターが金輪際うごかない。

しかも、切り欠き部分の広さは、モーターのトルク、ギヤの減速比、負荷の大きさによって影響をうける。試運転しながら、いちいち部品をとりはずしては、しんちゅう板を切りなおすのはたいへん。

これなら電子回路のほうがましかもしれない。コンデンサー、可変抵抗、トランジスタ、リレーなどを使うと、多少お金はかかっても、遅延回路ができる。少なくとも調整は簡単だ。可変抵抗器をねじまわしでまわすだけだから。





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