アメリカのゴム*砲の特許群の中から代表的なrelease mechanismの特許を拾ってみよう。年代順に書くので、メカのまとめとしては、順不同となる。 大体単発です。
(1)pin-fall (リヤフック前傾斜) 1879年。ん?ゴム*砲でないのか?まあいい。
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(2)center-rubber-lift。1923年。わかりますね。
昨年12月27日の記事(第167項)の中国の作品はこの形式。
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(3)pin-sink。 リヤフック沈み込み。1927年。
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(4)back-rubber-lift。後部輪ゴム挙上。1929年。
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(5) indirect pin-fall。間接的ピン傾斜。1945年。
よく見る連発ゴム*砲のリリース・メカニズムは、おおよそこれらの5つの形式のどれかに該当するでしょう。
ソーブレード&シャークフィンはback-rubber-liftですね。
(。「内からはずす」 ソーブレード&シャークフィンはたしかにback-rubber-liftだが、最も多い「外からはずす」 ソーブレード&シャークフィンは果たしてback-rubber-lift方式といってよいのか疑問。HIDOSUGI鉄工所のCG45も同様。)
回転翼式は、indirect pin-fallです。
糸巻きガトリングは、center-rubber-lift。
第168項で書いた銃の後部でステップアップするやつ。これはback-rubber-liftです。
・・・・pinが沈む形式、連発銃の中にはこれがあまりありませんね。
つぎのように分類することもできる。分けることは分かること。
A.リヤフックが動くもの
pin-fall 、indirect pin-fall、pin-sink
B.リリーサーを必要とするもの
center-rubber-lift、back-rubber-lift
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