2009年12月27日日曜日

167.中国のゴム鉄砲(皮筋手槍)


中国のゴム鉄砲事情はいかに。
左の画像 (I will eliminate the picture from this site,if the copyright holder requires it.)は下記のサイトで見えます。木片を2枚、モナカのように貼り合わせてある。ねじで止めていない。いったん貼り合わせたら、内部をみることができない。引き金をひくと、輪ゴムの後端の直前にある横木が持ち上がって、発射するというユニークな機構。工作は丁寧で、デザインは上品。
また、外国のゴム鉄砲を紹介するサイトもある。橡皮筋玩具枪。
次のサイトは日本の或るサイトの影響下にある。ワタクシには珍しくもない。
中国で多いのは輪ゴムを使って筒の中のマッチ棒などを飛ばす玩具で70年代に流行したらしい。筒には自転車のチェーンをバラし、つなげて作っている。たとえば、
手工制造枪械全过程 http://bbs.tiexue.net/post_3466062_1.html
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輪ゴムそのものを弾丸として飛ばす玩具は、WEBを見る限り、中国では少なく、自作する人も少なそうだ。日本人の作品をまねるのは、米国在住の中国民族、即ち中国系アメリカ人でしょう。

2009年12月23日水曜日

166.Woodha.comのガトリング・ガン消える


NG協会の掲示板を見ていると、Hポイント氏がwoodha.comのガトリングガンの画像が消えてしまったことを書き込んでいる。いそいで見てみると、やっぱりきえていた。
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惜しい見ものがなくなってしまったよ。油断してコピーしていなかったのでみることができない。1枚だけあったので、今はなきガトリング画像をしのぶために、ここにかかげておく(click to enlarge)。これはWoodha.comさんに著作権がある画像であり、引用元のサイトはhttp://woodha.com/shop/ である。著作権者の指摘があれば取り下げます。(The copyright of this picture belongs to Woodha com. I will eliminate it from this site,if the copyright holder requires it.) この作品はモーターボックスやバイポッドにネオジム磁石をつかったり、6Pのスナップスイッチを使うなど、オリジナルにはない工夫がしてあったのだが。このサイト(Gの作業ノート)の第136項と第140項に画像がある。
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Hポイント氏は自分が撮影した画像にWoodha com.のロゴの入った画像をちゃんと持っていた。元のサイトでは消えているのに。したがって、彼はこのサイトについて以前から知っていて、問題の画像をコピーして静観していたが、何かのきっかけで(何がきっかけかしらんが)ふと件のサイトを見ると、画像が消えているので、自分の追随者がいるということを披露したい誘惑に勝てずに掲示板に書き込んだのだろう。しかし著作権侵害がいかんというなら、なぜWoodha com.に画像があるうちに非難の声をあげなかったのでしょう。
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犯多会長が狙いすましたように長いコメントをしているのも可笑しい。
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(googleの画像検索を見ていると、woodha.comのガトリングの画像がまだ残っていたので拾い集めておいた。本体が削除されても、googleの巨大なロボットサーバーには、成仏できない魂が幽冥界をさまようごとく、しばらく残っているらしい。そういえば、画像検索で面白い画像を発見しても、元のサイトが消えていることがちょくちょくある。Dec.25.2009)



(最後の写真にはrotating barrel の後ろの端が写っており、単位銃身を回転方向とは逆に回転させてとりつけてあるのがわかる。拡大して見られたし。この構造はHポイント氏がなぜか詳しく解説していない重要なことだが、California の卓越した技術者は、WEBの写真を見ただけで、易々とコピーを作っている。その理解力たるや畏るべし!)

2009年12月20日日曜日

165.銃の全長に対する輪ゴムの長さ


さぼっていますが・・・・。
 ゴム鉄砲の長さについて、ワタクシの好みを書く。
 左の写真は、上から(1)Hポイント氏の有名な「どっとでる」、(2)ioan ghip  氏のコピー、(3)Woodha.comによるコピー、(4)拙作である。
 拙作の写真に緑色のマークで表したのが、輪ゴムを引き伸ばした長さ、ピンク色で表したのが、それ以外の部分。(barrel length and non-barrel length)
 結論からいうとピンク色の部分が、銃の半分以上になるのは、ワタクシの好みでは、ペケであります。( I think the non -barrel length indicated by the pink arrow must be 50% or less of total gun length.)
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 輪ゴムを引き伸ばした部分は、(1)弾丸に使う輪ゴムの種類と、(2)その引き伸ばしの大きさと、前後方向配列の場合は、(3)最大装填数によってきまる。(The length of rotary barrel depends on gum length, the extent of gum stretch and loading capacity.)
 ところがピンクの長さはいくらでも長くできる。だから銃の規模を誇るために、この部分をながくするのは、もっともイージーなことである。(It is easy to arrenge the length of stock ,grip and motor box .)
 刀の長さは刃渡りで測るべきであって、柄を長くすると、いくらでも長くなるが、それは薙刀であって、カッコ悪いと考える。(It seems to be a nonsense that one proud of the scale of his gun because of its length, when he made a gun with a long motor box and a long stock.)
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 それから銃はグリップを右手で握り(右利きの場合)、左手で銃身の下方(青色の矢印のあたり)を支えるわけですが、右手だけで持つときはどうするか。・・・・それはストックの根元の部分をにぎれなければならない。(黄色の矢印で示したところ) ジョン・ウェインに銃をなげてやると、ここで受け取る。違うか。モーターボックスをあまり長くすると、ストックの根元が後退して、握ったときに銃の前方が下がってしまう。ワタクシのストックは小さいが内部に電池がギッシリ詰まっていて、重心を後ろに下げている。
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 上の写真をよく見ると、オリジナルの欠点がコピー作品で増幅されているのがよくわかる。