2009年3月7日土曜日

93.糸のかけ方


NG協会の掲示板にワルサ社長がケーブルテレビの番組「すきま情報」なんとかに出たことが掲載された。WEB上の動画をみると、例のへんてこガトリング「トバス」(NG協会ガンロッカー X-03)が電動に生まれ変わって登場しているが、糸のかけ方が変わって、パクリ元のガトリングそのままになっている。
手回しのへんてこガトリングの状態だと、世界にひとつのユニークなマシンガンだったのに惜しいことだ。

テレビ番組の「トバス改」と、本家の「トバス」(NG協会のガンロッカーX-03)とを比べてみよう。次の4点がよく似ている。
(1)フロントフックの形状がおなじ。
(2)銃身は単銃身8本をたばねたもの。
(3)前方の支柱の固定したネジの位置が似ている。
(4)後方の機関部カバーを固定しているネジの位置がにている。
多分電動にするとき、後部の機関部カバーとグリップは新たに作り、電動リールや電池ドライバーで糸巻きを駆動し、前半はまったくX-03手回しへんてこガトリングの前半部をそのまま流用したのだろう。


テレビに出演するとなると、見栄が出て、糸が長く、へんなほどけ方をするプロトタイプより、動作が確実で、銃身がグルグル回ってはでな普通のかけ方を選んだのだろうと言えないこともない。これではアメリカで市販されている製品を電動にしただけで、モロパクリである。
ワルサ社長は2006年クレから2007年にかけてののオッドクラフトの掲示板を見ているはずである。そこに紹介された、米国市販の「ミニガトリング 」も知っている。しかしそれをもろパクることは、しにくかったのである。なぜなら,
「ミニガトリング」のマイナーチェンジ作品をつくったHポイントと半太会長がぱくったことをおくびにも出さなかったからである。「参考にしたアイデアは進んで明らかにすることを励行しましょう。」としゃあしゃあ言うほどの鉄面皮さだったから、何をかいわんや。
全く言及しない、無視するってのも、おかしいでしょう。いわゆる糸巻きガトリングが市販されていて、自分はそれによく似た作品(全く同じではないが)をつくっているのに。
社長サンは「ミニガトリング 」のマイナーチェンジが米国に出たので、よろこんでぱくったというわけだ。以前の掲示板のことを知らない会員が糸巻きガトリングを作り始めたので、ほとぼりが冷めたと感じたこともあるだろう。しかしテレビに出るとなると、「ミニガトリング 」そのままを出してきた。「断然マスター」氏に指摘されるまでもなく、「ミニガトリング 」式の糸の巻き方は彼は知っていた。そのほうが洗練されているなんぞは百も承知だったと思う。

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