internetでratchet を key word として検索すると、
http://www.mechanical-toys.com/ratchets.htm というサイトがあり、左のような画像が閲覧できる。
この図の左上のハンドルを回すと、右下のratchet wheel が断続的に時計方向に回転する。
このとき中央下にある爪pawl は、ratchet wheel の逆転backword movement をstop すると記載されている。
また、escapement を key word に検索すると、"507 mechanical movements" という本の表紙の画像に行きあたった。
507 mechanical movements を検索すると、google が作成したpdf が downroad できる。(知らずにアマゾンで700円で買ってしまった、馬鹿な私。)
この本の235番目の装置(左の図でページ上中央)にも逆転止めの爪がついている。
これらを参考にラチェットを試作した。ムービーmovie参照。
このころ、2009年に第110項、112項で批評し、勝手に「ダブル・ラチェット」と命名したカセット連発銃は、
ラチェット装置の基本に忠実に逆転防止爪をつけただけだということに気がついた。
NG協会のガンロッカーにおさめられたカセット式連発銃。
第110項で分析した部品図。引き金に連動して ladder (B)を動かす爪pawl Cの他に、前方にもうひとつの爪pawl Dがある。これは,逆行backword movement を 防止prevent
する爪なのだ。
この作品の作者はratchet というものをよく理解していて、逆転防止爪をつけたのだと思う。
私は2010年にsaw blade & shark fin 方式の連発銃の試作をし、プラバンごしにthrough plastic plate 部品parts のmovement を観察observe した。すると、shark fin の逆行backword movement が、しばしばfrequently 観察されたobserved. 。この逆行が、不発や2発一度に発射する不具合の原因だと今は思っている。Backword movement of releaser "shark fin" seems to be the cause of misfire or excess-fire. 私はそのことに3年間気がつかなかった。ratchet wheel を作って、はじめてそのことに気付いた。
ratchet wheel のほうは、この写真のように改良。
画面下のL字型の部品は、引き金のつもり。弾丸が装填されているところをみると、この段階で、連発銃として、発射に成功したのだと思う。たった6発だけど。
ratchet wheel の動きはかくのごとし